投資信託用語索引 |
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さ行
さ行 に関する投資信託用語を解説。
再投資
再投資(さいとうし)とは、投資信託が運用によって増えた財産を投資家に収益分配金として配当するのではなく、ファンドの中で再度運用することによって複利効果が得られる仕組みを指す。
私募投信
私募投信(しぼとうしん)とは私募投資信託の略称で、投資信託の募集方法の一つです。50名未満のごく限られた投資家に対して出資を求めるファンドで、一般的には機関投資家や大口投資家などの適格投資家を対象とした投資信託です。
公募投信
公募投信(こうぼとうしん)とは、公募投資信託の略称。公募により募集される投資信託のことを指します。公募とは広く一般の投資家から資金を集めて運用を行うファンドのことを指します。具体的な定義としては50名以上の投資家に対して募集をするファンドはすべて公募投信となります。
請求目論見書
請求目論見書(せいきゅうもくろみしょ)とは、公募投資信託における目論見書の一種です。そのファンドの投資目的やリスク、投資対象などの基本的な方針や内容などが詳細に記載されている目論見書です。
シャープレシオ
シャープレシオとは、投資信託(ファンド)のリスク計算においてよく用いられる指標の一つです。ある一定の超過リターンを得るために必要としたリスクの大きさを数値化することによりそれぞれの投資信託がどのくらいのリスクをとりリターンを得たのかを比較することができます。
スポット型投資信託
スポット型投資信託とは、単位型投資信託の一種で、追加型投資信託ではなく、ファンドが設定される場合のみ購入が可能となる投資信託のことを指します。経済状況や市場環境をタイムリーにとらえ随時募集される形になります。
スイッチング
スイッチングとは、投資信託用語の一つでファンド間で乗り換えをすることを言います。全てのファンド間でできるわけではなく、特定のファンド間でできるようになっています。スイッチング時には、販売手数料が安い(または無料)となるファンドもあります。
信託報酬
信託報酬(しんたくほうしゅう)とは、投資信託の費用(手数料)の一つ。受益者(投資家)が信託財産から間接的に負担する費用のことを指します。販売会社・運用会社・受託銀行が報酬として受け取る手数料のこと。
信託財産留保額
信託財産留保額(しんたくざいさんりゅうほがく)とは、投資信託における信託期間の途中で解約する場合、ファンドの運用安定性を高める目的と、長期保有する投資家との公平性の観点から、信託財産に留保される資金のこと。解約手数料のようなもの。
信託期間
信託期間(しんたくきかん)とは、投資信託(ファンド)の運用期間のことを示します。定期預金で言えば「満期」にあたります。無期限とされているものもあります。単位型のファンドの場合は基本的に信託期間終了で償還となりますが、追加型のファンドの場合は延長されることもあります。
受託銀行
受託銀行(じゅたくぎんこう)とは、投資信託における受益者(投資家)の資産(信託財産)を安全に保管・管理する役割を担う投資信託の関係者の一つ。運用会社の指図により有価証券等の売買事務の執行も行います。
受益者
受益者(じゅえきしゃ)とは、投資信託においてはファンドの資金を拠出している投資家のことを指します。投資信託における受益権(運用益を享受する権利)を持つ人の事を指し、この権利を明記した証券のことを「受益証券」と呼びます。