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投資信託を比較する際のポイント

投資信託を選ぶ際はいったいどういった項目を見るようにすれば良いのでしょうか?ここでは、販売されている投資信託を選択する際、どういった項目を詳しく精査するべきなのかを分かりやすく説明していきます。

 

まずは投資する分野・対象を決める

まずは、「1000を超える投資信託からどうやって選ぶ?」でも説明している通り、どういった投資信託に投資をするのかを決める必要があります。

たとえば、国内株式タイプ、先進国の外国株、新興国の外国株など様々な投資ジャンルがあります。その中から自分に合ったものを選択して選んでいくわけです。

しかしながら、適当に選んでいてはいけません。現代ポートフォリオ理論によると投資のリターンの大部分はアセットアロケーション(資産の配分)によって決まるといわれているためです。
アセットアロケーションの考え方や投資信託でアセットアロケーションを組み立てる方法については「アセットアロケーションで考える投資信託選び」でも説明していますのでご参照ください。

投資するジャンルや投資する投資対象などを決めます。その上でその条件を満たす投資信託をスクリーニングするなどして候補を絞り込みます。

 

1.ファンドは目的に沿った運用方針であるか?

まずは、自分で決めたアセットアロケーションに沿っているファンドかどうかを見極めます。

たとえば日本株に投資をするというアセットアロケーションなら「東証株価指数(TOPIX)」「日経平均株価」「MSCIジャパンインデックス」などをベンチマークとする投資信託やETFへの投資が適しているというわけです。

投資対象とするアセットクラス(資産クラス)ごとに適したファンドであるかをチェックしましょう。

 

2.手数料を比較!

候補を選んだらそれぞれの投資信託の手数料をチェックします。
投資信託の手数料については「投資信託の手数料」で説明していますが、特に注目すべきは「販売手数料(証券会社によって違うことも)」と「信託報酬」の二つです。

特に信託報酬は中長期保有の場合、継続的にかかるコストとなりますので、0.1%でも安いファンドを探すようにしましょう。
必然的に、インデックスファンドやETFが選択されることになろうかと思います。どうしても、アクティブファンドがいいんだ!ということなら止めはしませんが「アクティブファンドとインデックスファンド比較」のページもご一読いただければと思います。

ちなみに、年5%の複利運用をしている投資信託で信託報酬の額が0.1%違うだけで、20年後には運用成果に約5%もの差が生じる計算になります。小さな差でもかなり大きな影響を与えます。

ぶれ幅のある投資信託の運用成果とは異なり、信託報酬という手数料は「必ず」発生するものです。投資におけるリターンを向上させたいと考えるのであれば信託報酬が少しでも安いものを選択するようにしましょう。

 

3.手数料以外で比較できるポイント

手数料以外で投資信託をみる、比較するポイントとしては下記の点が挙げられます。

・純資産総額
運用しているファンドの資金額です。あまりにも小さい資金しかないファンドは十分な分散投資ができなかったり、場合によっては運用額不振で解約となるような可能性もあります。

分配金の支払い方法
投資信託は運用に応じて運用成果を分配金として支払います。この支払い方式にはいくつかの種類があります。運用の目的に応じてどのタイプの分配金支払い方法を選択するかを決めましょう。

売買単位・購入単位
ETFの場合投資単位は口数になり、最小でも10万円単位くらいになります。一方で一般の投資信託の場合、1000円程度から始められます。ETFは一発で売買するのには適していますが、積立投資などにはあまり適しているとは言えません。

投資信託の特徴
インデックスファンド・ETFの場合、指数連動なので分かりやすいのですが、アクティブファンドを選択した場合はそれぞれのファンドの特徴も理解する必要があります。ポイントは「わからないことはやらない」ということです。

・ベンチマークと実際の運用
どのようなベンチマークを基準に運用しているのか?また、インデックスファンドの場合はその通り運用できているか?アクティブファンドならそれぞれのベンチマークよりどの程度収益が上回っているかをチェックできます。

・ファンド騰落率
ファンドは過去の運用成果を騰落率として公開しています。この騰落率は一定の参考となります。ただし、過去の結果は将来を約束するものではありません。

レーティング
参考情報の一つに過ぎませんが、モーニングスター社が投資信託のレーティングを出しています。過去のリターンに対してとったリスクの大きさ(いわゆるシャープレシオ)など評価したものになっているそうです。

あくまでも参考情報の一つですが、このような情報も投資信託(ファンド)を比較する上では役立つかと思います。

 

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