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投資信託と世界のベンチマーク

投資信託やETFなどは世界中の様々な株価指数等をベンチマークとしています。ここでは、そうした代表的なベンチマークについて内容等を解説していきます。

 

そもそもベンチマークとは?

ベンチマークとは、投資信託が目標とするマーケット(市場)をさします。

ほとんどの投資信託は運用目標として「ベンチマーク」を定めています。たとえば、東証株価指数(TOPIX)をベンチマークとする投資信託はそれを目標に運用をします。

運用方針として「インデックス運用(パッシブ運用)」をする投資信託はベンチマークと「連動」するように設計されており、「アクティブ運用」をする投資信託はベンチマーク「以上の運用成果を出すことを目標」に運用されています。

ベンチマークを見ることでそれぞれの投資信託がどのような運用方針を持っているのか?ということが分かるかと思います。以下は世界のベンチマークとして代表的な指数とそれぞれの特徴をまとめています。

投資信託選びの際にぜひ参考にされて下さい。

 

株価指数のベンチマーク

指数名 対象国 投資対象
東証株価指数(TOPIX) 日本 東証1部上場銘柄の全銘柄をの株価指数。
日経平均株価 日本 東証1部上場企業のうち、225銘柄を対象としたダウ式平均株価。
MSCIジャパンインデックス 日本 日本の株式時価総額の85%(中〜大型株)をカバーする指数。
S&P日本新興株100指数 日本 JASDAQ市場、マザーズ市場等の新興市場に上場している銘柄のうち、流動性等を勘案して選択された100銘柄の株価指数。
FTSE日本グリーンチップ35指数 日本 東証1部、2部、大証1部に上場している時価総額100億円以上の環境関連銘柄で流動性・浮動株基準をへて作られる構成銘柄。
S&P500 米国 S&P500はスタンダード&プアーズ社が算出する株価指数。ニューヨーク証券取引所(NYSE)、NASDAQ上場銘柄の中で代表的な500社の株価指数。
ハンセン中国企業株指数(H株) 中国 香港証券取引所のメインボードに上場している中国本土企業(H株)の中でも時価総額および流動性の高い優良株の株価指数。
S&P CNX Nifty指数 インド S&P CNX Nifty指数自体はインドのナショナル証券取引所の株価指数。優良銘柄50社で構成。ただし、投資信託のベンチマークとしては米ドル建てのS&P CNX Nifty指数先物が使われることが多い。
MSCI ACWI ex Japanインデックス 全世界
(除日本)
MSCI社が算出する株価インデックス指数。日本以外の世界の先進国および新興国の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均し指数化したもの。
MSCI-KOKUSAI指数 先進国
(除日本)
MSCI社が提供する外国株式の株価指数。日本以外の先進国のみを対象とした株価指数。
MSCI-エマージング・マーケッツ・インデックス 新興国 新興国株式を対象とする株価指数。MSCI社が提供。世界21カ国のBRICs、韓国、台湾、南ア、トルコ、東欧、中東などが含まれている。
KOSPI200 韓国 韓国200種株価指数。韓国取引所の全上場銘柄の中から選択された200の優良株の株価指数。
CSI300 中国 上海証券取引所、深セン証券取引所に上場しているA株のうち、時価総額・流動性の高い300銘柄で構成されている指数。
FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス 全世界 全世界の大型、中型、小型の株式市場の株価指数。先進国、新興国を含む約47カ国の8000銘柄で構成されており、全世界の津市可能な市場時価総額の98%以上をカバーする。

 

 

債券指数のベンチマーク

指数名 対象国 投資対象
シティグループ世界国債インデックス(WGBI) 全世界 世界の主要国の国債市場の合成パフォーマンスを示す指数。
シティグループ世界国債インデックス (除く、日本)   世界の主要国の国債市場の合成パフォーマンスを示す指数から日本の国債市場を除いたもの。
NOMURA-BPI 日本 日本の公募債券流通市場の投資収益指数。1983年12月末を100としている。

 

 

その他のベンチマーク

指数名 対象国 投資対象
東証REIT指数 日本 東京証券とり行き所に上場する全REIT銘柄を対象とした時価総額加重型指数。

 

 

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