無分配型投資信託の特徴や投資のポイント、注意点
無分配型投資信託とは、原則としてファンド自体が分配金というもの支払わないタイプの投資信託となります。利益自体をファンド側の内部に留保させることにより複利効果を狙うことができます。一般的には株式投信などに多く見られるもので、キャピタルゲインを目的としたファンドに多いのが、この無分配型投資信託です。
無分配型投資信託の特徴
無分配型投資信託の特徴としては、ある程度長期的な株式などに対する運用を目的としたファンドに多く見られます。配当金やキャピタルゲインなどファンド内で得られた利益部分はファンド内に留保されますので、ファンド自体の解散価値は上昇します(ファンドが利益を出せている場合)。
無分配型の投資信託では、ファンド内の利益が外に出ないため、途中で税金がかからず複利で運用されることになるため、長期的なキャピタルゲインという観点からは非常に効率的に行われるというのがメリットとなります。
一方の「再投資型投資信託」の場合、税制上は一旦「分配金として払い戻した上で再び同じ投資信託に再投資する」という形になるため、都度分配金に対する税金がかかります。
(分配金に対する税金については「投資信託の分配金と税金」のページをご覧ください)
NISAにおいてさらに注目を集める無分配型
2014年よりスタートした「NISA」では、年100万円までの株式投資や投資信託への投資が非課税になりました。これを受けて無分配型の投資信託はさらに注目を集めています。
理由は分配しないため、長期的な運用に適しているということ。さらに、再投資タイプと比較して非課税枠を圧迫しないという特徴が挙げられます。
また、NISA口座では損失が発生してもその損失を他で通算することはできないので最終的(5年後)に利益を残しやすいという点も魅力の一つです。
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