債券型投資信託の種類や特徴
名前の通り「債券」へと投資をする投資信託です。大きく国内型(国内債券)と海外型(国外債債券)に投資をするタイプに分類されます。日本ではこのうち特に外国債券に投資をするタイプの債券型投資信託が人気です。
債券型投資信託と公社債投信
債券型投資信託というのは債券に投資をする投資信託ですが、これと「公社債投資信託」はどう違うのでしょうか?
公社債投資信託は原則として元本を割らないということをメインに考えられているのでリスクをとった投資をすることができません。そのため、短期の公社債への投資が中心となるわけです。
その一方で、債券を通じて高いリターン(利息等)を得るためにはより長期の債券に投資をしたり、よりリスクのあるものに投資をする必要があります。こちらでいう債券型投資信託は、株式投資信託に分類される投資信託となっています。
それぞれで運用方針やリスクが全く違ってきますので注意してください。一般的に、証券会社が銀行などで投資信託として販売される債券型の投資信託はこちらのファンドを指すのが一般的です。
債券型投資信託の種類と特徴
投資対象という点で見た場合は「国内債券」と「海外債券」に分類することができます。また、「高格付け債券に投資をするタイプ」と「エマージング債券(ジャンクボンド)に投資をするタイプ」があります。
投資対象となるのは「債券」という商品です。
国内債券型投資信託
国内の国債、社債などの債券に投資をするタイプの投資信託です。基本的には収益性は国内金利(円金利)に近い水準となります。為替リスクもなく、投資対象の債券の質にもよりますが低リスクな投資信託です。
外国債券型投資信託
外貨建ての債券に投資をする投資信託です。一般的には特定の通貨建て(米ドル、豪ドル、ユーロなど)のように通貨を決めることが一般的です。国内債券と比較すると高利回りなケースが多く、分配型投資信託として国内でも人気です。
高格付け債券ファンド
債券の場合、債券の信用力(返済のリスク)に応じて「信用格付け」というものが格付け機関から付与されています。これが高い債券ほど、元本の安全性が高い債券になります。このような格付けの高い債券に投資をするファンドが「高格付け債券ファンド」と呼ばれます。
エマージング債券ファンド
エマージング債券ファンドは、高格付け債券ファンドとは逆に、信用格付けが低い債券(ジャンク債)に投資をするファンドです。格付けが低い債券はそれだけ高い利息を約束しなければ買ってもらえないので、利率が高い債券となっています。このような債券もファンドの形でまとめて投資することによりリスク管理をしようというのがこの エマージング債券ファンドとなります。
債券投資について詳しく知りたい方は「債券投資ガイド」。こちらのサイトもぜひご覧ください。
債券型投資信託と分配金
債券型投資信託は保有する債券から得られる利息(クーポン収入)について、投資信託の受益者(投資家)に分配します。
この分配方式は「毎月分配」「隔月分配」「半年分配」「年1回分配」のように様々です。この違いについては「投資信託を分配方式で比較」でも説明しています。
ちなみに、日本では毎月分配型の債券投資信託が人気です。
さて、続いてはこれまで紹介したような色々な投資信託をブレンドしたファンド「バランス型投資信託」を紹介します。
2020年現在、ここしか選択肢がないレベルでおすすめの証券会社なのが楽天証券です。
投資信託の取り扱いが豊富というだけでなく、様々な投資信託関連の付加サービスが豊富です。
1)楽天カードで投資信託が買える
投信を楽天カード(クレカ)で購入できます。しかも1%のポイント還元付。5万円分なら500円の楽天ポイント付与で実質1%安く投信を買えます。
2)投信残高の0.04%相当の楽天ポイントがたまる
さらに、投信残高で0.04%相当のポイントも貯まります。入り口だけでなく保有でもポイントが貯まる。
3)楽天ポイントで投信を購入できる
さらに、こうして貯めた楽天ポイントを使って投資信託を買えます。ポイント還元だけでなく、ポイント投資が可能になっています。
ここまでして、楽天証券大丈夫?と聞きたくなるレベルでお得です。私もこれまでSBI証券で積立していましたが、2018年末からは投信運用はすべて楽天証券に切り替えました!毎月モリモリ楽天ポイントが貯まって、それを投資信託投資に振り向けてます。
もちろん、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)にも対応しています。