ファンドラップでおすすめの証券会社比較

ファンドラップとは、いわゆる投資判断を証券会社に一任(任せる)タイプの口座である「ラップ口座」のうち、投資対象を投資信託(ファンド)に限定した口座です。

ラップ口座はそもそも富裕層向けのサービスでしたが、投資信託の種類が豊富になったことやフィンテックのようにITを使った分散投資などが可能になったことなどを受けて、少額からでも始められる運用として人気を集めています。

ファンドラップを利用する最大のメリットは「投資信託の買い時や売り時などのタイミングを考えずに任せておくことができる」という点です。

将来のことを考えると投資や資産運用も考える必要があるけど、仕事が忙しくて相場を見たりすることができないという方に適しているサービスです。

従来は大手証券によるサービスが中心で、管理手数料が1%超と高めだったのがネックでしたが、2016年7月には楽天証券が「楽ラップ」という年間コスト0.7%程度のファンドラップサービスを開始しており、このくらいのコストなら十分にメリットがあると思います。

今回はそんなファンドラップサービスについて証券会社を比較していきます。

ファンドラップはどんなサービス

ファンドラップのサービスの基本は「投資家から預かった資金を投資家の希望や状況に応じて最適なバランスのポートフォリオをファンド(投資信託)で構築する」という形になっています。

くみ上げたら終わりではなく、株価の変動等によってバランスがくずれたら、リバランスといって配分割合を元に戻す(高いものを売って安いものを買うなど)といった作業や、経済状況の変動などに合わせてそもそもの資産配分割合を変更するといった作業も行われます。

投資信託への投資について、本来は「投資信託の選び方」で説明しているように、何を買うか、どんなふうに分散・配分するか、どうやってリバランスするかなどを考える必要があります。

一方、ファンドラップの場合、こうした作業はすべて証券会社側が行ってくれるので、投資家は特に何も指示をしたりする必要がありません。

 

ファンドラップで重要なのは運用方針

ファンドラップにおいて重要なのは、運用方針をどう決めるか?

各社が扱うファンドラップによってその決め方は色々ですが、主に下記のような内容で決めることになります。

1)年齢
2)性別
3)金融商品を選ぶうえで重視すること
4)投資資金の性質
5)投資経験
6)損失発生時の行動
7)投資情報の確認

こうした内容につて、アンケート等で確認して、それをもとにどのくらいのリスクを取ることができるのかを判断します。そしてそのリスクレベルに合わせての運用を行うというのがファンドラップの特徴といえます。

アンケートの結果、株式を中心とした積極的にリスクをとっていくようなポートフォリオを組むケースもあるでしょうし、債券中心の守りのポートフォリオとなるケースもあります。

 

ファンドラップサービスの比較

証券会社各社が提供するファンドラップサービスを比較する上で重要なのは、やはり手数料(コスト)です。

特に、ファンドラップは投資信託の売買においては手数料はかからないようになっていますが、その代わり「投資顧問料」や「運用管理手数料」などが「預けている残高」に対してかかってきます。

仮に合計が1%という場合、1000万円の資金をファンドラップに預けていたら年10万円の手数料(管理料)が発生するということになります。

ほんのわずかな違いでもかなりの差になりますので、コスト面を最重要視してください。

なお、固定報酬制は成果にかかわらず一定の手数料、成果報酬制はリターンに固定費+成果に対する一定割合の報酬となっています。

投資家はどちらかを最初に選択する必要があります。

 

野村證券 野村ファンドラップ(バリュー・プログラム)

まずは、どちらかというとこれはまずいよという例です。業界最大手の野村證券のファンドラップです。最低500万円からということに加えて手数料が高いいです。固定報酬なら1.7064%です。

最低でも年に1.7%以上のリターンがないと、赤字になる計算です。当然投資信託への投資なので、投資信託の信託報酬(管理コスト)も間接的に負担することになるので、トータルの年間コストは2%を優に超えてきます。

野村ファンドラップ

 

業界最大手の野村證券のファンドラップです。最低500万円〜のプログラムで固定報酬だと1.7%超もとられます。
前述の楽ラップの倍以上ですね。

成果報酬型も1.5%+10%もの手数料が取られる形になります。

最低入金額 固定報酬 成果報酬
500万円〜 1.7064%

1.5012%+成果の10.8%

 

コスト的に強みがあるネット証券系のファンドラップ

2016年になって、楽天証券とマネックス証券がそれぞれファンドラップサービスを開始しました。いずれも「ロボアド(ロボットアドバイザー)」というシステムによる最適なアセットアロケーション(資産配分)をサポートしてくれる上、ローコストによる運用が可能です。

信託報酬を含めても1%未満程度のコストのいなるので、大手証券の半分以下のコストでファンドラップサービスが利用できます。

 

楽天証券 楽ラップ

2016年7月にサービス開始。ロボアド(ロボットアドバイザー)と呼ばれる技術を用いて、投資家のリスク許容度に応じた最適なポートフォリオを構築してくれます。

なんといってもコストの安さが魅力的です。他の大手証券が集めているファンドラップの半額以下のコストというのはやはり相対的に魅力です。

10万円という低資金から始められるのも始めやすいですね。まずは少額でもいいので試してみて、うまくいくようなら増額するといった方法も可能です。

>>楽天証券の詳細情報を見る

最低入金額 固定報酬 成果報酬
10万円〜 0.702% 0.594%+成果の5.4%

 

 

マネックス証券 マネラップ (MSV LIFE)

マネックス証券が開始してるファンドラップであるマネラップ(MSV LIFE)は、資産運用の「目的」にフィーチャーしたファンドラップサービスとなっています。

○○のための資金を10年かけて増やして貯める。あるいは老後資金としてまとまった資金について毎月10万円ずつ使いながら、運用するといった目的に合わせて運用が可能です。

ロボアドを利用して、アセットアロケーション(資産配分)を提案してくれる上、目標までの経過もアドバイスしてくれます。

たとえば、目標到達が危うい状況の時は追加の積立額を提案しますし、逆に目標達成の確度が高いときは積みあって額の減額も提案してくれます。

投資のハードルも非常に低いくお勧めできるファンドラップサービスです。

>>マネックス証券の詳細情報を見る

最低入金額 固定報酬  
1万円〜 0.680%  

 

 


SBI証券公式ホームページ

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