松井証券の投信保有ポイント試算。長期保有でどこを見る?
投資信託のポイント比較では、クレカ積立の還元率だけでなく、保有残高に応じて付くポイントも確認します。新NISAや課税口座で長く保有するほど、残高に対する還元の差が見えやすくなります。
松井証券は、投信残高ポイントサービスを主要な訴求にしています。還元率は銘柄ごとに異なるため、ここでは考え方を整理し、実際の還元率は公式の最新一覧で確認する前提にします。
保有ポイントは残高に対する年率で考える
投信保有ポイントは、投資信託を持っている間に付くポイントです。クレカ積立ポイントが毎月の買付額に対する還元であるのに対し、保有ポイントは残高が積み上がるほど影響が大きくなります。
| 投信残高 | 年0.1%の場合 | 年0.3%の場合 | 年1.0%の場合 |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 年1,000ポイント | 年3,000ポイント | 年10,000ポイント |
| 300万円 | 年3,000ポイント | 年9,000ポイント | 年30,000ポイント |
| 500万円 | 年5,000ポイント | 年15,000ポイント | 年50,000ポイント |
| 1,000万円 | 年10,000ポイント | 年30,000ポイント | 年100,000ポイント |
上の表は単純計算です。実際の付与率、対象銘柄、エントリー条件、ポイント付与タイミングは公式情報で確認してください。低コストインデックスファンドは信託報酬が低いため、個別の還元率を必ず見ます。
信託報酬と差し引いて見る
保有ポイントは投資信託の運用コストそのものを下げるわけではありませんが、長期保有者にとっては実質的な還元です。たとえば信託報酬が低いファンドを選び、さらに保有ポイントが付くなら、同じファンドを別の証券会社で持つ場合との差になります。
ただし、ポイントを得るために高コストの投資信託を選ぶのは本末転倒です。まずは投資対象、信託報酬、純資産残高、運用方針を確認し、そのうえで同じ候補ならポイント条件を見る順番にします。
iDeCoでも保有ポイントを確認する
iDeCoは長期運用になりやすく、原則60歳まで引き出せません。そのため、商品ラインアップと口座管理コストに加えて、iDeCoで保有する投資信託がポイント対象になるかも確認する価値があります。
松井証券はiDeCoも投信残高ポイントサービスの対象として案内しています。通常口座とは別の申込が必要なので、iDeCoを使う人は専用ページから確認しましょう。
試算したポイント差を、口座選びの補助材料にします。
投信保有ポイントは、同じファンドを長く持つほど差が見えやすくなります。試算結果だけでなく、買いたい投資信託が対象か、通常口座とiDeCoで条件がどう違うかを確認しましょう。