小額から分散投資ができる
投資信託は小額の資金でも始めることができる資産運用の一つです。その特徴として、少ない資金では本来不可能な分散投資ができるというメリットがあります。分散投資とは、資金を「株」「債券」「土地」といった複数の資産に分散したり、「国内株」「海外株」というように分散することにより、それぞれの金融商品の持つリスクを分散して小さくすることができるという意味です。
分散投資は投資の基本
分散投資とは「一つの籠に全ての卵を盛ってはいけない」という格言にもあるように、投資の基本となります。例えば、ある特定の株式だけを保有していた場合、その会社の業績が急激に悪化して倒産した場合、最悪投資した資金は全額回収不能となることもあります。
しかし、A社とB社の株式にそれぞれ資産を半分ずつ預けていた場合、どちらか片方がやられてももう片方が残っていればリスクは半分になります。さらに、資産を100個の投資商品に分散すれば、それぞれのリスクはさらに小さくすることができます。
こうした数多くの資産に資産を分散使用という場合、個別に行おうとすると非常に多くの資金が必要になります。しかし、投資信託の場合、小額の資金を多くの投資家から集めて、それを分散投資しますので、一人の投資家が出す資金は小さくても、最終的には分散投資の効果を得ることができます。
この分散投資という点が投資信託の大きなメリットであるといえるでしょう。
分散投資の色々
分散投資という考え方には色々な考え方があります。代表的な分散投資として「資産三分法」があります。これは資産を「現金」「株」「不動産(土地)」の三つにそれぞれを分散するという考え方となります。
このほかにも、それぞれに負の相関関係がある投資商品に分散するという考え方があります。例えば「株式」と「債券」の場合、それぞれの価格には負の相関関係が認められます。これは、株価が上がれば債券価格は下落し、株価が下がれば債券価格は上昇するというものです。
この場合、株と債券の両方に投資をしておけば、仮に株価が下がった場合でも債券価格の上昇でリスクをヘッジすることができ、逆に債券価格が下落しても株価の上昇でリスクがヘッジできるというものです。
このように、分散投資というものは、投資をする上でも重要な概念の一つです。ぜひ覚えておきましょう。
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