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投資信託のデメリット・リスク

投資信託はメリットばかりがある投資商品ではありません。いくつかのデメリットやリスクもあります。投資信託をする場合は、こうしたデメリットについてもしっかりと理解してどのようなデメリット(リスク)があるのかをしっかりと把握しましょう。投資信託のデメリットは「手数料コストの高さ」「中身が見えないというリスク」それに「投資信託ゆえの非効率性」という点が挙げられます。

 

投資信託のデメリットは主にコスト面にあり。

投資信託のメリットでは投資信託が「手間がかからない」「少額から投資できる」「手軽に分散投資」「色々なテーマに投資できる」などとあげてきました。
しかし、投資信託にはメリット以外にもデメリットも当然あります。

一番大きいのは「手数料(コスト)」の問題です。他にも、投資対象の中身が見えないという問題や投資信託ゆえの非効率性などがデメリットとして挙げられます。

 

投資信託は手数料が高い!

投資信託のデメリットとして広く知られているのがその手数料の高さです。ネット証券の台頭により株式の売買手数料はかなり小さくなりましたが、運用会社や管理会社を経由して投資をする投資信託は手数料が他の投資商品と比較して高めです。

投資信託の手数料については「販売手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」という3つの手数料があります。それぞれの中身についてはリンク先で詳しく解説していますが、投資信託の場合、販売手数料だけでも1%〜4%ほどの手数料がかかります。
(参考:投資信託の手数料

販売手数料にはかなり幅がありますが、これは投資信託の種類によって異なり、いわゆるパッシブ型の投資信託は安く、アクティブ型の投資信託は高く設定されています。

ネット証券における株式の売買手数料が0.1%を切っている現状と比較するとかなり高額です。

しかしながら、近年ではネット証券を中心に投資信託の販売手数料が無料となる「ノーロード投資信託」も増えてきました。また、「SBI証券」や「マネックス証券」などでは、信託報酬についても一部キャッシュバックするポイント制度を用意するなど、多少コストが下がっては来ています。

また、このほかにも信託報酬のような管理コストの高さは投資信託ならではのデメリットといえるでしょう。株や債券などにはこのような手数料は無いですから。

 

中身が見えないリスク

投資信託には、それぞれどんな投資商品に投資しているのかが説明がありますが、実際にはかなり複雑なものになっていることもあり、実際にその投資信託がどんなリスクを抱えているのかを理解するのが難しいという一面があります。

特に、最近は、ファンドオブファンズのように、ファンド自体がファンドを保有するものも増えてきています。こうなってくると、保有しているとし信託の中身がどうなっているのか?ということを正確に理解するのは困難です。

サブプライムローンに端を発した世界金融危機についてもサブプライムローンを証券化したファンドが様々な形で投資信託の中に組み込まれており、よくわからないまま損失が大きく拡大したようなファンドも多くありました。

もちろん、ファンド(投資信託)は目論見書や月次報告書などによりどんな銘柄に投資をするのか?どのような投資スタンスをとるのか?といったことなどを報告はしていますが、やや不透明であるというのは否めません。

 

投資信託ゆえの非効率さがある

投資信託において特に「追加型投資信託(オープン型)」などに大きいデメリットとして、投資信託の解約のおそれがあることによるキャッシュポジション問題や、「アクティブ型投信」などのフルインベストメント方針なども問題になることがあります。

これらは投資信託ゆえの非効率性を生むことがあります。

このように、投資信託という投資商品も完璧な投資商品ではありません。株式など他の投資商品と比較してデメリットもありますし、リスクもあります。
一方で「投資信託のメリット」もあるわけですから、投資家としては賢くメリットを活用しながら投資信託と付き合っていくことをお勧めします。

それでは、次に投資信託を通じてどうやって儲けるのか?という利益の源泉について説明してきたいと思います。

>>投資信託、儲けの源泉はどこ?

 

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