投資信託の売買とブラインド方式
投資信託を買う場合、ちょっと特殊な方法での買い方になります。初期の募集を除き投資信託は購入する段階では「価格がわかりません」。これをブラインド方式といいます。これは相場の変動によって不公正な取引を禁止するための措置となっています。ここでは買い付けから代金の入金までの流れを解説していきます。
投資信託を売買する場合
投資信託は「口数」で注文をします。1口とか10口とかいった単位です。最低売買可能な口数は投資信託によって異なりますが、基本的には1口単位で売買可能です。ちなみに、購入価格は売買段階ではわからなくなっています。これをブラインド方式といいます。
なぜブラインド方式なのか?
なぜ、価格がわからないのか?不便だと思われるかもしれませんが、ブラインド方式が採用されるのは理由があります。
投資信託の基準価格というのは1日に1回発表されます。ブラインド方式が採用されるまでは前日の基準価格で売買されていました。
しかしながら、たとえば、日本株に連動する投資信託の場合、「今日株価が上がったから投資信託を買う」「今日株価が下がったから投資信託を売る」とすることで、短期売買を行う投資家にとって有利な状況であったのです。
そのため、投資信託の売買は当日の基準価格を元に行う(当日の基準価格は引け後に発表されるので売買段階では分からない)ことになったのです。
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