投資信託入門講座投資信託の選び方>投資信託と分散投資

投資信託で分散投資を意味と必要性

投資信託は単体でも分散投資の効果がありますが、異なるアセットクラスのファンドを組み合わせることによりさらにリスクの分散が可能になります。

たとえば、株式ファンドと債券ファンドを組み合わせることで資産全体の値動きをよりマイルドにすることができます(リスクの低減)。その一方でそれぞれのアセットクラス(株式や債券)のもつ期待リターンはそのまま維持することができます。

ここでは、分散投資の基本と投資信託を組み合わせた分散投資の効果について説明していきます。

分散投資はリスクをマイルドにする効果がある。

まずは「分散投資」についてどのようなものなのかを考えてみます。分散投資というのは投資対象を分散させることでリスクを小さくする仕組みです。

投資信託のメリットで「手軽に分散投資ができる」ということを書きましたが、投資信託はファンドを通じて複数の商品に投資をするので分散効果があるというわけです。

また、この分散投資は投資信託同士でも有効に働きます。

たとえば、日本株と債券の間では過去のリターンから考えると負の相関関係にある(どっちかが上がると片方は下がる。)と言われています。

投資信託に投資をする場合でも「国内株ファンド(あるいは個別株式)」と「外国債券ファンド」との両方を持っておけば、投資信託間でも分散効果は働きます。

 

分散投資は相関関係が重要

分散投資の考えで重要なのは「相関関係」というものです。
たとえば、個別の株式を2銘柄買ってリスクを分散しなさい。というお題が出たときトヨタとホンダの株の買っては分散効果が低いことはわかるかと思います。

片方が輸出企業ならもう片方は輸入企業、外需株と内需株といったようにそれぞれ値動きが異なる銘柄を買うことが分散効果が高まります。

これを統計的に示すのが「相関係数」というものです。
相関係数というのは、片方の値動きに対してもう片方がどのように反応するかを示すものです。-1から1までの間で表現されます。

相関係数が1に近いほど連動性が高く、-1に近いほど逆方向に連動することになります。

この場合、相関関係がマイナスにある株式同士を組み合わせれば、分散効果が高まるということになるわけです。

これは、投資信託を選ぶ際でも同じで「1000を超える投資信託からどうやって選ぶ?」でも様々なアセットクラス(国内株式や外国株式など)の投資信託がありますが、この中から相関関係が異なる投資信託同士を組み合わせれば分散効果が得られるわけです。

 

分散投資によって期待リターンは維持し、リスクをマイルドにする

分散投資はこのように異なるリスクの投資商品を組み合わせることによりリスクを低減することができる仕組みです。

このようにするとリターンも小さくなっていまうんじゃないの?という声も聞こえます。
たしかに、相関関係がマイナスとなるアセット(資産)を組み合わせると片方だけなら得られたリターンがもう片方のマイナスによって引き下げられるというマイナス効果はあります。

しかしながら、期待リターンがプラスとなる投資商品であれば、それぞれを組み合わせることにより期待リターンの大きさは落とすことなく、リスクだけを小さくすることができるのです。

投資信託での運用のように「短期ではなく中長期の運用」を考えるのであれば、このようにリスクを下げ期待リターンを高めることが重要になります。

平均・分散アプローチ」というものがあります。これは期待リターンとリスク(標準偏差)という二つの指標を使って、リスクを計算する方法です。
投資収益率(リターン)は正規分布の形状をとるのが常識であるとされています。

リターンが負の相関関係にあるアセット同士を組み合わせることでポートフォリオ全体のリスクを低減させることができるようになります。

 

アセットアロケーションという言葉があります。これはと「株」「債券」「現預金」という組み合わせを指すのが基本です。また、その中でも「国内株」「外国株(新興国)」「外国株(先進国)」「国内債券」「先進国債券(外国)」「新興国債券(外国)」といったように細かく分類もできます。

これらの内、異なるリスクが異なる資産を投資信託で組み合わせることによって、期待リターンは維持したまま、リスクを引き下げることが可能となります。
詳しくは「アセットアロケーションで考える投資信託選び」をご参照ください。

また、そんな最適なアセットアロケーションを提案してくれるフィンテックサービスとしてロボアドというものも注目されています。詳しくは「ロボアドで証券会社を比較」もご覧ください。

 

一本で分散されたような投資信託もある

ちなみに、アセットクラスごとに特化した投資信託やETFなどに投資をする場合は、複数を組み合わせることで分散効果がでてきます。

一方で、複数の投資信託をあらかじめ組み込み、それ一本で分散投信されているような投資信託もあります。日本国内で販売されているものとしてはセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」などが代表的です。

面倒なことを考えたくはないという方はこうした選択も有効かもしれません。

 


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