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アセットアロケーションで考える投資信託選び

アセットアロケーションとは、アセット(資産)のアロケーション(配分)を意味しています。株式、債券、現金といった具合に異なる資産クラスを投資資金を分散させて運用する考え方です。

投資信託を買うというときに、いきなり特定の銘柄を選ぶという選び方ではなく、国内株、外国株、国内債券、海外債券、不動産といったように投資する対象(資産クラス・アセットクラスといいます)にまずは資産を配分することが重要とされています。

分散投資という言葉がありますが、このように資産クラスをどのように分散するかによってリスクを低減させることができます。また、アセットアロケーションは中長期の運用によるパフォーマンスに大きな影響を与えるとされています。

今回はそんなアセットアロケーションの考え方と投資信託投資、投信選びについて紹介していきたいと思います。

アセットアロケーションを組む前に考えておくべきこと

まずは、保有する現金資産の内どのくらいの現預金として手元に残しておくかということも考える必要があります。

この現金は投資に回すべきではないというタイプのお金です。この部分は運用資産から除外するようにしましょう。一般的には生活費の半年〜2年分くらいは現金や預貯金のような簡単に換金ができる形で残しておくべきといわれています。

また、近々で必要になるお金があらかじめわかっている場合も運用資金からは除外しましょう。たとえば、子供の入学金や自動車の買い替え資金、住宅購入の頭金などです。こうした資金はリスク資産で運用するべきではありません。

 

どんなアセットアロケーションを組めばいいのか?

アセットアロケーションといっても最適な一つの解があるわけではありません。
アセットアロケーションを組むには「とることができるリスクの大きさ」を考え、それに対する期待リターンをどのようにして高めるかというのがポイントとなるわけです。

とれるリスクの大きさによっても組み合わせはおおきく変わってくるわけです。

 

アセットアロケーションの具体的な組み方!

以下では、具体的なアセットアロケーションの組み方について解説していきます。

まずは、アセットアロケーションを組む上で重要な各アセットクラスごとの期待リターンとそれぞれの相関係数とそれぞれの期待リターン、リスクを知る必要があります。

この数字によってアセットアロケーションによるリスクや期待リターンの大きさが変わってきます。個人で数字を計算するのは困難ですが、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」が統計資料を用意してくれているのでそれを活用して平均分散アプローチに基づいて計算していきます。「平均分散アプローチ」によりそれぞれの組み合わせによるリスクを計算していくことができます。

 

取ることができるリスクに対しての最適な資産配分を決める

アセットアロケーションはなにも最適なこれ一つという正解があるわけではありません。

取ることができるリスクに対してもっとも期待リターンの高い組み合わせに過ぎません。ですから、取れるリスクに対して組み合わせは変わってくるわけです。

あなたがまだ若いのならリスクを取った運用も可能でしょう。一方で定年が近い方は虎の子の資産を高いリスクにさらすわけにはいきません。そうなると必然的に低リスク運用になるでしょう。

 

アセットアロケーションを自分で決めるのは無理?

そんなこと言われても、そんな配分なんかどうやって計算したりすればいいのかわからないという方が多いのではないでしょうか?

最近では、フィンテック(金融とITの融合)によって様々なサービスが登場しており、個人投資家向けにもアセットアロケーションを決めるためのサポートサービスなどが登場してます。

代表的なものが「ロボアド(ロボットアドバイザー)」と呼ばれるもので、あなたが取れるリスクや資産の大きさなどに合わせて最適なアセットアロケーションの提案をしてれるサービスがあります。詳しくは「ロボアドで証券会社を比較」のページをご覧ください。

 

アセットアロケーションを組んだら、投資するファンド・ETFを決める。

具体的な分配を決めたら、この段階え投資する投資信託をチョイスすることになるわけです。

たとえば、国内株式30%、国内債券20%、海外株式25%、海外債券25%というアセットアロケーションを組んだとします。

このアセットアロケーションに沿って、投資をするファンドを決めていくわけです。仮に100万円を投資するというのなら下記のような分散になります。

・TOPIXをベンチマークとする投資信託:30万円
・国債(個人向け国債など):20万円
・MSCI ACWI ex Japanインデックスをベンチマークとする投資信託:25万円
・シティグループ 世界国債インデックスをベンチマークとする投資信託:25万円

※国内債券に関しては投資信託で適切なものを買うよりは国債に投資をする方が堅実であろうため国債(個人向け国債)に配分。
(参考:はじめての国債投資

なお、先ほどの「ロボアドで証券会社を比較」で紹介したロボアドでは具体的なファンド等まで提案してくれるサービスもあります。正直、個人投資家レベルで最適なアセットアロケーションを決めるというのは無理があります。

ロボアド(ロボットアドバイザー)といったサービスが登場して、個人投資家もローコスト(あるいは無料)でこうした最適な資産配分ができるようになったというのはまさしく、技術革新だと思います。

 

運用によってバランスが崩れたら「リバランス」

アセットアロケーションで具体的な資産配分を決めても、時間が経過することで価格変動などによってバランスは崩れてしまいます。

たとえば、

A:50%
B:50%

上記の比率でA,Bのファンドに投資をしたとしましょう。1年経過してAは値上がり、Bは値下がりをして

A:60%
B:40%

という比率に代わってしまうという事があります。

そうした時は、「リバランス」を行ってその割合を当初の水準に戻すことが推奨されます。具体的にはAファンドを売って、Bファンドを買い、再び、50:50の割合に戻すことですね。上がったファンド(割高なファンド)を売って、下がったファンド(割安なファンド)を買うという事になるわけです。


一般的には半年〜1年程度を目途にリバランスを行って資産割合を調整することが勧められます。こうしたリバランスは投資パフォーマンスにプラスとされます。詳しいリバランスについては次の「投資信託とリバランス」をご覧ください。

 


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